1月20日 千葉市取材(その4:千葉城〜羽衣松)

「さて、千葉公園から2.5キロ、やっと千葉城に到着」
「随分歩きましたね」
「まあこの後は駅まで真っ直ぐじゃから、朝から合計で9キロちょっと。前回紹介した美術館とこのお城の見学、それにこの後の昼食も含めて合計約4時間の旅だった」
「大変だ。年寄りには辛いね」
「そうそう……誰が年寄りじゃ」
「それで、お城は」
「中は簡単な歴史博物館のようになっている。正式の博物館が2キロほど先にあるのじゃが、もう今日は予定が一杯」
「はい、残念です」
「さて、驚いたのが、中に展示されていた写真」
「どれです」
「左の写真じゃ」

「右はお爺さんの絵ですか」
『春愁記』に描かれている焼け跡の千葉」
「なるほど……塔のような物が2本あって……よく似ていますね」
「そうじゃ。これは面白かったが、まあ、お城の展示は後はあまり興味がわかない。展望台も、市内が見渡せたって、特別に見たい建物もないので……」
「わがままですね」
「その代わり、いただいた資料は本当に参考になった。爺さんの記載している空襲について、2度の空襲で被害が出た場所が見事に一致し、いつの内容を書いているのかがちきんと把握出来た」
「はい、行っただけの結果は得たということですね」
「そういう訳で、最後の目的地は県庁にある羽衣の松。実際には県庁前に羽衣公園というのを作ってあり、そこにある」
「はい。写真右ですね。これがお爺さんが植えたという……」
「残念ながら、枯れてしまったそうじゃ。これは昭和60年3月に新たに植えられたもの」
「結局お爺さんが実際にタッチした物には触れることが出来なかった」
「結果だけをみるとそうじゃが、とにかく舞台の背景となっている世界は掌握出来た」
「この後、目の前の菜の花プラザってビルにある飲み屋で昼食。この後奈織ちゃんの演奏会がなければお酒もいただくところじゃが、残念……1日10食限定のちらし寿司をいただく」
「食べる話ですか」
「前菜にモッツァレラチーズにごまだれとわさびで味をつけたもの。これは面白い、今度やってみよう」
「それから」
「茶碗蒸しにみそ汁が付くが、ちらし寿司を洋風のお皿に盛るのはちょっと違和感。これはマグロにイカが2切れ、貝が2種類に生海老、鰻に……もう1つあったと思うが忘れた」
「しょうがないね」
「さらにワラビ餅もついていて、これがデザートかと思ったら、後で抹茶アイスも出てきた」
「ボリュームもなかなかですね」
「わし位にはちょうどいいな。これは正解じゃった」
「さて、お昼を食べて千葉市の取材は終わりですか」
「これから電車で1駅、千葉まで戻って内田奈織ちゃんの演奏会」
「はい……それはまた次回のお楽しみでございます」

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