
4月20日 ろべえ勉強会
「前日職場の飲み会で、とにかく4時間も飲み続け……」
「死にかけていますね」
「それで、この日は二日酔い」
「一日寝ていた」
「そうもいかない。いつも通り5時に起きて、昼からお出掛け……市川行徳で行われる、柳家ろべえの勉強会へ参りました」
「よくやりますね」
「1月と同じ内容で、まずは柏でお買い物」
「何です」
「色々……それで昼食に410円の豪華そば」
「やっぱり安上がりですね」
「さあ、そういうことで、市川行徳での勉強会。『東海道一人旅』というシリーズの17回目……」
「東海道53次を毎回1つずつ取り上げているんですね」
「まあ実際はその宿場ごとに落語があるはずもない。とにかく江戸日本橋から京都三条大橋までの55回を続けようという意欲じゃな」
「はい」
「わしは1月に初参加、2月も行くつもりじゃったが、大風で電車が止まり断念。3月は仕事で行けなかった」
「はい、今回は日曜日だったし、良かったですねえ」
「今回はお客さんが20人という新記録。ゲストの喜多八師匠のお陰かも知れないが、もっと地元の人を呼ばないとなあ……今度ポスターでも作ろうか」
「はい、高座はいかがでしたか」
「まずはろべえ君が前座として登場、『牛ほめ』を演じた。師匠が来るんですごい緊張で、楽屋で音がするたびにびくついていた……というほどでもないが、まあ、前座噺で雰囲気は出来た」
「続いて師匠柳家喜多八で『鰻の幇間』。演じ手によって色々変わるのが面白いのじゃが、固くて噛みきれない鰻の描写、それに漬け物を出してくるのは当然じゃが、その中に梅干しもあるという……」
「食べ合わせですね」
「いや、面白い。打ち上げで写真を渡そうと思って持って来ていたのじゃが、残念なことに夜席があるというのでお帰りになった」
「本当に残念でした」
「さて、仲入り後はろべえ君の2席目。『やかんなめ』。武士の面目がつぶれる場面が実にいい。女中を手打ちにするところを、槍持ち(?)が笑ってしまうので、怒れなくなるのじゃ」
「いかにも落語的ですね」
「ちょいとその前の武士が想像力を働かせる場面が長すぎるという印象もあるが、よかった」
「いい会でした」
「いや、まだ終わらない」
「へ」
「アンコールにもう一席、『かわいや』を演じた」
「アンコールですか」
「師匠が演じたのを何度か聞いている。登場人物が同じく侍と家来ということもあって、雰囲気のつながりもあった。普通の寄席などでは避ける演目じゃが、これはこれで面白い」
「そういう訳で打ち上げに参加、最終バスに間に合わず、歩いて帰ったのだけが誤算じゃ」
「はい、またの機会を楽しみにしましょう」